ツアーの合間、瀬戸大橋を渡った。
穏やかに広がる瀬戸内海と、
空の青がつながる予島(よしま)パーキングエリアで、
ふと目に入った、ツバメの巣。
コンクリの隙間にしがみつくように作られた小さな住処。
その中から、真っすぐこっちを見つめるつぶらな瞳。
――この酷暑の中、お前たちも頑張ってるな。
高松から倉敷へ向かう途中、
目に映るすべてが、旅の先生になる。
日本って広い。
でも、こんなに近くに、
まだ知らない景色や命がある。
ぼくらは、つばめみたいに
風に押されながらも飛び続けてる。
必死に、生きている。